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一般内科とは
一般内科とは病気の種類にかかわらず、幅広い健康問題に対応する診療科です。
一般内科医は風邪やインフルエンザなどの一般的な病気から高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病まで、様々な病気の診断と治療を行います。一般内科医は患者様の症状や病歴を詳しく聞き取り、必要に応じて血液検査や画像検査などを実施。検査結果や患者様の状態を総合的に判断して適切な治療方針を立てます。
当院の内科
当院では、総合内科専門医の資格を取得した医師が一般内科の診療を担当しています。また同じ医師が糖尿病を中心とする生活習慣病の専門医資格である糖尿病専門医、甲状腺疾患を中心とする内分泌疾患の専門医資格である内分泌代謝科専門医も取得しているため、専門的な視点から診察・治療を行うことが可能です。
なお当院では発熱の症状がある患者様におかれましては事前にご連絡をいただいた上、他の患者様と診察時間を分けて対応させていただいております。当院では、感染症が重症化しやすい糖尿病患者様を中心に診療しておりますため、ご来院の皆様におかれましてはご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
一般内科の役割
超高齢社会への対応
日本は世界でも有数の超高齢社会であり、ここ奈良はその中でも特に高齢化の進みつつある地域です。高齢者の方々の医療ニーズが増加する中で、一般内科は高齢者の方々の健康管理において重要な役割を担っています。
高齢者の方々は複数の慢性疾患を抱えていることが多く、医療ニーズが複雑化しています。一般内科医の役割とは、こうした高齢者の方々の全身状態を評価し、複数の疾患の管理や薬剤の調整など、包括的な医療を提供するとともに、認知症や転倒などの高齢者特有の問題に対応することです。
専門医への窓口としての役割
一般内科は患者様にとって「専門医への窓口」としても重要な役割を果たしています。一般内科医は幅広い医学知識を持っているので、様々な症状に対応することができます。そのため患者様の症状や検査結果から、専門的な治療が必要かどうかを判断し、専門医の診察が必要な場合は適切な総合病院・適切な診療科へ紹介することが可能です。例えば心臓に問題があれば循環器内科へ、肺に問題があれば呼吸器内科へ紹介する、といった具合です。
したがって体に不調を感じた時どの診療科を受診すべきか迷ってしまう場合は、まずお近くの一般内科に相談することをおすすめします。
対象となる症状
一般内科では、非常に幅広い症状を扱います。主な症状は以下の通りです。
- 咳、痰、呼吸困難などの呼吸器症状
- 胸痛、動悸などの循環器症状
- 腹痛、吐き気、嘔吐、下痢、便秘などの消化器症状
- 頭痛、めまい、しびれなどの神経症状
- 関節痛、筋肉痛などの運動器症状
- 全身倦怠感、体重減少、食欲不振などの全身症状
- 皮疹、かゆみなどの皮膚症状
- 尿量の変化、排尿時の痛みなどの泌尿器症状
- うつ症状、不安症状などの精神症状
- 健康診断での異常値(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)
- 予防接種、海外渡航前の相談
- 禁煙、節酒などの生活習慣の改善に関する相談
- 発熱 など
あくまでこれらは一般的な症状であり、他にも様々な症状が一般内科の対象となります。何か体に不調を感じたらまずは一般内科を受診し、必要に応じて専門医へ紹介します。
一般内科で実施する主な検査
一般内科では、患者様の症状や病歴に応じて、様々な検査を実施します。奈良市・奈良駅のならまち内科 あいりレディースクリニックでは主に以下の検査を実施しています。
血液検査
血液検査は血液中の様々な成分を測定することで、身体の状態を評価する検査です。
脈波検査(動脈硬化の検査)
脈波検査は指先や足先にセンサーを当てて、脈の強さや規則性、血管の柔らかさなどを評価することで、動脈硬化や血流障害の有無を調べます。
心電図検査
心電図検査は胸部や手足に電極を貼り付け、心臓が収縮・拡張する際に発生する微弱な電気信号を測定する検査です。
甲状腺超音波(エコー)検査
甲状腺超音波検査は首の前部にある甲状腺の形状や大きさ、内部の状態を調べる検査です。
骨密度検査
骨密度検査は超音波を利用して骨の強度や密度を測定する検査です。