漢方

漢方とは

漢方とは

漢方とは中国で古くから伝わる伝統医学で、自然界の植物や鉱物などを組み合わせて作られた漢方薬を使って体の不調を整えていきます。病気の症状に対してピンポイントで作用する西洋薬とは異なり、病気の症状だけでなく患者様の体質や生活習慣なども考慮して体全体のバランスを整えることが可能です。

奈良市・奈良駅のならまち内科 あいりレディースクリニックでは、内科・婦人科ともに漢方薬を処方しています。

こんな方におすすめ

漢方の考え方に基づいて処方される漢方薬は、次のような方におすすめです。

  • 西洋医学での治療だけでは改善が見られない方
  • ホルモンバランスの乱れによる不調を感じている方
  • 更年期障害の症状に悩んでいる方
  • 月経不順や月経痛でお悩みの方
  • 冷え性や肩こりなどの不調を感じている方
  • 不妊症でお悩みの方
  • 月経前症候群(PMS)の症状が辛い方
  • 子宮内膜症や子宮筋腫といった婦人科疾患がある方
  • ストレスによる不調を感じている方
  • 自律神経の乱れを感じている方
  • 妊娠中や授乳中で、薬の使用に不安がある方
  • 体質改善を目指している方  など

漢方のメリット

漢方薬には西洋薬とは異なる様々なメリットが期待できます。

長期的な不調の解消が期待できる

漢方薬は一時的な対症療法ではなく、体の自然治癒力を高めることを目的としています。これにより長期的な健康の維持や不調の予防につながります。

西洋薬との併用で相乗効果が期待できる

西洋薬で症状を抑えつつ、漢方薬で体質改善を図ることで、病気の回復を早めたり、再発を防いだりすることができます。また西洋薬の副作用を和らげる働きもあると考えられています。

自然由来の成分である

漢方薬は、長い歴史の中で安全性が確認された自然由来の成分を使用しています。人工的な化学物質を使用していないため、体に優しい薬剤と考えられています。ただしアレルギーなどには注意が必要です。

病気の予防効果が期待できる

漢方薬は体質を改善し自然治癒力を高めることで、病気になりにくい体を作ることが期待できます。またストレスや睡眠、食事などの生活習慣を整えることで、さらに予防効果が高まります。

オーダーメイドの処方が可能

漢方医学では患者様の体質や症状、ライフスタイルなどを総合的に診断し、お一人おひとりに合った治療を行います。そのため同じ症状でも、患者様によって処方する薬が異なることがあります。

漢方のデメリット

漢方薬には以下のようなデメリットもあります。特徴をしっかりと理解した上で、主治医と相談しながら使用することが大切です。

効果が出るまでに時間がかかる

漢方薬は体質改善を目的としているため、即効性を求める方には不向きなことがあります。症状によっては、効果が現れるまでに2週間から数ヶ月かかることもあります。

効果には個人差がある

漢方薬は患者様の体質や症状、生活習慣などによって効果に個人差が出る場合があります。

独特の味や匂いが気になる場合がある

漢方薬は生薬を煎じたり粉末にしたりして作られるため、独特の味や匂いがあります。これらが気になって飲み続けられない方もいます。

副作用が出る場合がある

漢方薬は比較的副作用が少ないと言われていますが、全く副作用がないわけではありません。特に長期的に大量に服用した場合や、体質に合わない薬を服用した場合は、副作用が出る可能性があります。副作用が出た場合はすぐに医師に相談しましょう。

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