月経専門外来

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当院の月経専門外来

当院の月経専門外来 奈良市・奈良駅のならまち内科あいりレディースクリニックでは月経(生理)の様々な症状やお悩みに対応するために、月経専門外来を設けております。個人差はありますが、初潮の平均年齢は12歳、閉経の平均年齢は50歳と言われ、その間、平均月経周期で考えると生涯で450〜500回もの月経があることになります。

月経の症状にも個人差があり、生理痛や生理前後の不調があるのは当たり前のことではありません。我慢せずに、正しい知識を持ち、自分の体と向き合うことが大切です。

月経専門外来では症状や年齢、生活スタイルに合わせた治療方法を提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

対象となる症状

月経専門外来では主に次のような症状を取り扱っていますが、以下に記載のない症状についても月経に伴って現れるものであれば、遠慮なく当院までご相談ください。

月経不順

月経不順は、月経周期が不規則になる状態を指します。月経周期が24日以下や38日以上、または月経周期の長さが毎回7日以上変動する場合に月経不順と考えられます。

主な症状は、月経の間隔が短い・長い、月経の期間が短い・長い、月経量が少ない・多い、などです。また月経不順には無月経(3ヶ月以上月経がない状態)も含まれます。

月経不順の原因はストレス、急激な体重の変化、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、甲状腺機能異常、更年期障害など様々です。

治療は原因に応じて行われます。ホルモン療法、ピル、漢方薬、ストレス管理、生活習慣の改善などが行われます。

月経痛(月経困難症)

月経痛は、月経期間中に下腹部痛や腰痛などの痛みを感じる状態を指します。月経時の子宮収縮により起こるもので、多くの女性が経験します。

主な症状は、下腹部痛、腰痛、頭痛、吐き気、下痢、めまいなどです。症状の程度は個人差が大きく、日常生活に支障を来すほどの強い痛みを感じる場合を月経困難症と呼びます。

月経痛の原因は子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫などの器質的疾患や、プロスタグランジンの過剰産生などが考えられています。

治療は、鎮痛剤の使用、低用量ピルやプロスタグランジン合成阻害薬などのホルモン療法、子宮内膜症や子宮腺筋症に対する手術療法などが行われます。

月経前症候群(PMS)

月経前症候群は、月経前の1~2週間に現れる身体的・精神的症状を指します。多くの女性が経験しますが、症状の程度は個人差が大きいです。

主な症状は、乳房の張り、頭痛、浮腫、便秘、気分の落ち込み、イライラ、集中力の低下などです。症状は月経開始とともに改善することが特徴です。

PMSの原因は明らかになっていませんが、ホルモンバランスの変化、セロトニンなどの脳内物質の変化、ストレスなどが関与していると考えられています。

治療は、生活習慣の改善(運動、睡眠、ストレス管理など)、漢方薬、ビタミンB6やマグネシウムなどのサプリメント、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)、ホルモン療法などが行われます。

月経関連片頭痛

片頭痛は女性に多く、その半数の方が月経に関連して発生していると報告されています。また月経時の頭痛の半数以上が、片頭痛とも言われています。

月経周期に関係した片頭痛を「月経関連片頭痛」と言い、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が急激に変化することにより起こります。そのため排卵期や月経開始2日前から月経開始3日目にかけて、起こりやすくなります。

月経関連片頭痛は他のタイプの片頭痛と比べて、症状が長い・重い・再発しやすいという特徴があります。

治療は、一般的な片頭痛治療薬の他に、低用量ピルなどのホルモン治療なども行います。

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